UAC とは Windows Vista の「ユーザーアカウント制御」のことで、1台のパソコンを複数の人達が使う場合に、勝手に必要なソフトを削除されたり訳のわからないソフトをセットアップされたりすることを防ぐ目的で装備されています。Windows Xp にはなかった機能です。
ところが、何かしようとすると「ユーザーアカウン制御」ダイヤログが出て「続行」か「キャンセル」の選択を要し、まことに煩わしいものです。
実はこれが Windows Vista で起動時に自動時刻合わせをしてくれるフリーソフトのエラー原因になっています。
従って、自分専用のパソコンで他人に使われることのない場合には、外してしまえばフリーソフトを使った自動時刻合わせができるようになり、Windows 起動時に時刻修正をした後自らプログラムを終了してしまうといったソフトが使えます。
例:http://www010.upp.so-net.ne.jp/suede/sntpclock.html
UAC を外す方法は、スタート釦→コントロール パネル→ユーザー アカウントと家族のための安全設定→ユーザー アカウント→ユーザーアカウント制御の有効化または無効化 の画面で「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックマークを外して OK 釦をクリックします。Windows 再起動後変更が有効になります。
cf : http://windowsvista.nomaki.jp/vistacustomize/uacoff.html
なお、Windows Vista の「インターネット時刻」の時刻合わせはデフォルトでは1週間毎ですが、レジストリの編集をすれば変更することができます。
参考:http://journal.mycom.co.jp/column/windows/013/index.html
これで時刻合わせの「間隔」を毎日とかに設定はできるのですが、「実施時刻」は指定できないようです。この時刻は最も最近同期した時刻になっています。従って、「日付と時刻の調整」のインターネット時刻→設定の変更で今すぐ更新を実行するとその時の時刻になります。