2012/04/25 | iPadの操作が脳を刺激する | | by:畑中守生 |
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今読んでいる本にこんな事が書いてあります。
iPadの操作は「脳に良い」、「脳を刺激する」。
これはPCと違ってiPadは親指と人差し指でタップ、ピンチアウト、ピンチイン、ドラッグなどの指先の直接的な操作が良いと言う事です。
なぜなら指先は「敏感」です。
指先が敏感と言うのは脳に刺激を与えている事になるそうです。
確かに指先は敏感です。
昔、仕事でプラスチック成型の金型工場の見学に行った事があります。この種の見学はいくつもしました。今は機械化、高度な測定器もありますが、金型を製作するのは職人芸のところもあります。職人は、金型の面を指で触っただけで、数ミクロンの違いが分かるそうです。
これは嘘のような本当の話です。
自分の体験で言えば、13年前に脳梗塞になった時、人の体は良く出来ている物だと改めて思いました。特に手、指先、足、足裏などは敏感です。
人間の体の突起部分や皮膚の薄い部分は特に敏感です。
この時に体験したとこがいくつかあります。
その一つ、コップで飲み物を飲んで、コップをテーブルに置くとき、普通は、人と話をしていてもそっと置きます。しかしこの時それが出来ませんでした。
「どん」と音を立てて置いてしまうのです。
昔からギターをやっています。
今年に入ってから毎日練習をします。
右利きの人の場合には左手でフレットを抑えたり、指をスライドさせたりします。
実は、脳梗塞の後遺症の回復率は80%から90%くらいです。自己判断です。
PC操作とかギターの演奏でハンディが無いわけでは無いです。
iPadの操作で右手、ギターの演奏で主に左手の訓練をしているのです。
指先は敏感だと言う事を考えてみればいろいろ思いつくと思います。
男性が女性の手を握る時も刺激を感じます。手を握ると言う行為は非常に心が伝わるものだと言う事は誰でも知っている事だと思います。
ながながと書きましたけど、要するにiPadを操作する時の指先の感触が良いと言う事です。
その感触が心地よい物と感じるとも書いてありました。